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2023年2月13日

「わたしは写真映えしない」とか言ってる

もっといい写真を撮りたいとか言ってる人が、

憧れのフォトグラファーや写真館を見ながら「こういう風になりたい」とか言ってる。


夢を語るのは良いことだと思うけれど、

もしも、その「夢」が不安を大きくするものであれば、

早く夢から覚めた方がいいんじゃないかな。


理想の姿というものを人間は思い描いて、それを真似たくなる生き物らしい。


例えば、小さな子どもは先ず親の真似をひたすらする。

どんなに子どもでも先ずは親を愛して、その親をよく見て真似をする。

真似をされていると、親としては恥ずかしいが、

よく見られている事を自覚して、やっぱり我が子を可愛く思う。

なぜなら、子どもにとっては親は “理想の姿” なのだから。


そして、子どもは親の許可を求めつつ自分の好きなことを見つける。

5才くらいで野球に興味を覚えたら、

まず子どもに教えるのは、

「ボールは相手を見て投げようね。」ぐらいから始まって、

どんどん成長していく。

パパのボールの取り方や投げ方を見て、真似をして覚えていく。


ある時子どもはふと気づく。

「あれ? パパより上手い人いるじゃん」

さぁ、パパはどうする?

子どもにとって “理想の姿” でずっといるために

誰よりも野球を上手くなって、愛する我が子に教えるのか?

大谷翔平であればそれも可能かもしれない。


子どもの愛情を獲得するための “理想の姿” は、

決して超一流のプレイヤーになることではなく、

その子どもとしっかりと向き合うことなんだと思う。


あなたがあなたらしく生きている。

そのままの姿がとても美しいとわたしは思います。

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